パーソナルトレーナーとしての活動方法として、
・フリーランス
・ジムの開業
の三つがあります。
他にも活動方法はありますが、大きく分けるとこの三つとなります。
その中でも、1番の人気(働き方として最も人気)なのは、正社員の雇用ではないでしょうか?
安定した給料や様々な保証関係も、人気の理由の一つです。
しかし、実際に多いのは他にあり、実はフリーランスのパーソナルトレーナーの方が多いという話もよく聞きます。
それは僕も確信していて、理由として正社員として雇用できるジムや、そもそも従業員を雇えるレベルのジム運営している会社が多くないためです。
今や正社員として雇用を勝ち取り、パーソナルトレーニング活動に打ち込める人は一握りなのです。
大激戦の中、正社員になるという事はかなりの確率だということですね。
それでは、正社員雇用に漏れてしまった人はどうしているか?
パーソナルトレーナーの道を諦めてしまったのか?それは違います。
約半分くらいの人たちは、フリーランスのパーソナルトレーナーとして活動していると聞きます。
そして中には正社員以上の収入を得たり、ジムの開業の準備をしている段階のトレーナーだっているのです。
「正社員雇用に漏れてしまった人」という表現をしてしまいましたが、決して正社員になれなかった人が行き着く場所ということではありません。
自らフリーランスの道を選び、ビジョンを整えた上で選んでいる人だってたくさんいますし、実際に僕もフリーランスの経験年数が一番長かったです。
そしてフリーランスのパーソナルトレーナーは、皆さんが想像できないくらい、稼げるということを今日はお話したいと思います。
どうやって稼ぐのか?
フリーランスのメリット、デメリットは?
実際に私がどんな戦略で活動していたか?
これを読んでいただくことで、パーソナルトレーナーとしての活動方法の考えが変わります。
そして、より具体的にパーソナルトレーナーを目指すことができるはずです。
是非最後まで読んでみてください。
フリーランスの一番の強みは、「出費が少ない」ということです。
ジムを開業すれば、必ず決まった出費があり、家賃や管理費のような削ることのできないものばかりです。
しかしフリーランスの場合、出費といえばレンタルジムの料金くらいではないでしょうか?
フィットネスクラブなどの施設との業務委託も、施設に数十%の施設利用料など発生しますが、いずれもパーソナルセッションの時のみの料金発生です。
つまり、パーソナルセッション以外の時は出費がないので、結果的に稼げるということなのです。
それでも、正社員雇用の方が安定しているのではないか?その通りです。
しかし、どんなにセッションをこなしても、報酬が安定していることも考えてほしいのです。
・1ヶ月で100件のセッションをした⬜︎⬜︎トレーナー。
稼働は10倍も違うのに、給料が同じという事は大いに考えられます。(歩合などによって給料が変わったりするジムもありますが)
まだパーソナルトレーナーとして活動始めたばかりであれば、非常に力強いです。
しかし、フリーランスの場合はセッションをこなせばこなすほど、報酬は増えるのです。
先ほどの「1ヶ月で100件のセッションをした⬜︎⬜︎トレーナー」ですが、1時間中のパーソナルトレーニングの取り分が5,000円だとしたら、単純に計算しても50万円ともなります。
正社員雇用ほどの「安定」はないですが、こちらもなかなか魅力的で夢がありませんか?
まず活動方法として、代表的なものが2つあります。
2、レンタルジムなどを借りて活動する
1、フィットネスクラブとの業務委託
まず資格を取得し、フィットネスクラブに面接にいきましょう。
アルバイトとしての面接ではなく、「パーソナルトレーナーとして、この施設で活動させてほしい」というものなので、「売上に貢献しますよ」というアピールなども強いですね。
そして契約できたら、施設内でトレーニングしているお客様と交流を重ね、徐々にパーソナルトレーニングに魅力を持ってもらいます。
そしてその施設の環境を使い、パーソナルセッションを行い、施設から報酬をいただくという流れです。
2、レンタルジムなどを借りて活動する
私も現在、本拠地とは別の都道府県でパーソナルセッションをしているわけですが、レンタルジムにはお世話になっております。
1時間ごとにレンタル料金が発生し、トレーナー側としてもリスクがありません。
集客を全て自分でやらなければならないというデメリットはありますが、地方問わずどこでもパーソナルトレーニングができるため、オススメです。
レンタルするジムの内装や居心地も、そのお客様が今後も継続するか大きく関わってくるため、居心地の良さとレンタル料金などをしっかり考えながら、見比べてみてください。
・時間を有効に使える。(セッション時間以外の拘束がない)
・好きな場所を選べる。(いろんなお客様を見ることができる)
・報酬に上限がなく、モチベーションが下がりにくい。
・集客、SNSの運用など、経営的な知識も身に付く。
・報酬に安定がない。
・集客なども全て自分でやらなければいけない。
・世間的な印象が弱い。
・パーソナルセッションに集中できない。
それぞれのメリットやデメリットがありますが、これは皆さんがどのような活動をしたいかにもよると思います。
副業としてなのか、フルタイムで打ち込むのか、自分の時間を優先して生活したいなど、個人で異なることも多いはずですので。
そのため、あなたにとって何がメリットなのか、デメリットなのか、一度改めて考えてみるのも良いですね。
私は、三つの活動方法の全てを経験していますが、一番初めはフリーランスでの活動でした。
当時フィットネスクラブでアルバイトをしながら、パーソナルトレーニングの勉強に打ち込み、合格してから契約を変えていただきました。
アルバイトから業務委託のパーソナルトレーナーになり、馴染んだ現場でそのまま営業をすることができたので、非常に助かりました。(仲良いお客様がたくさん申し込んでくれたので)
また、フィットネスクラブは一件のパーソナルトレーニングが、大きな営業になります。
個室でひっそりセッションを行うトレーナーもいましたが、僕は一番広いジムエリアで堂々とやりました。
他のお客様の前でセッションを行えば、大きな宣伝になると確信していたので。
予想は的中し、口コミや噂で広まった私のパーソナルトレーニングは予約で埋まることが多かったです。
恥ずかしがらずに堂々とセッションした影響ですね!
最初は人前でパーソナルトレーニングをするのが、恥ずかしいと思う人もいるかも知れませんが、ここは胸はっていきましょう。
フリーランスのトレーナーとの交流は、現場を紹介してくれるなど良い機会に繋がることもあります。
オススメのレンタルジムや、レッスンスタジオ、指導案件も紹介してもらうこともありました。
同業者との交流を否定するトレーナーも多いですが、このように助け合いながら活動できるのもフリーランスの強みです。
また、当時はSNSに打ち込み、とにかく自分をアピールしました。
有名なジムに所属していた訳でもありませんし、特にフリーランスの立場は目立ちません。
そのため、とにかく拡散力のあるSNSを駆使していました。
SNSを重点的に作り上げるのは、今も昔も変わらず重要です。
SNS発信、トレーナー同士の交流、そして人前でのアピールたっぷりのパーソナルトレーニング。
さくっとまとめるとこんな感じです。
いかがだったでしょうか?
フリーランスは実は稼ぎやすく、誰でも挑戦できるパーソナルトレーニングです。
まずはできる事から、そして手が届く場所から、スタートしてあげると良いです。
雇用されないと心配、開業なんて考えられない、そんな気持ちもわかりますが、まずは動き出してみてください。
動き出してみると、意外にできる事が多く見つかると思います。
フリーランスのパーソナルトレーナー、そしてジムを開業してみようか考えている人、是非こちらも合わせてご覧ください。
パーソナルトレーナーの目指し方、準備の方法など、テーマに分けて紹介しております。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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