今回は題名にもある通り、「実績がないので私には無理です」という類の発言に対して、僕なりの意見を述べたいと思います。
少々厳しめ、または心に刺さる人もいるかと思いますが、参考程度でも結構です。
しかし、これは僕も自信を持って発信し、実際に僕が担当しているトレーナーさんたちも実際にパーソナルセッションで活用してくれている内容です。
そして、今回の話はパーソナルトレーニングだけでなく、様々な業種にも活きるはずなので、是非最後までお付き合いください。
発信する自信がない人はこんなことを思っている。
SNSでの発信や動画作成など、不特定多数に対して何か情報を発信する機会は増えています。
集客のためだったり既存のお客様への情報発信だったりと理由は様々ですが、その情報発信に自信を持てない人もかなり多く思います。
そんな考えを持つ人の発言をまとめてみました。
・自分なんかより詳しい人はたくさんいる。
・そんな自分の発信を上の人に見られたくない。
・自分はまだまだ勉強不足だから発信できない。
・間違ったことを言ってしまいそう。
・自分より詳しい人に見られたくない。
あげ始めるとキリがないくらい、様々な理由を僕も聞いてきました。
これらの気持ちは僕もわかります。今でさえ僕だって自信がなくなったり、あまり観覧して欲しくなかったりします。
しかし、この悩みははっきり言って不要です。
気にした分だけ時間を奪われ、思考回路も麻痺します。そのため、僕たちがやるべきは「発信あるのみ」、これだけです。
どんどん進んで発信しましょう。今日はそんな勢いをつけるためのお話を紹介したいと思います。
今後、皆さんが躊躇なく発信ができるようになってくれたら嬉しいです。
・求められてるのは「あなたの経験」
・詳しさより共感を提供する。
・正解がない中で成功しようとしない。
求められてるのは「あなたの経験」
今は情報が飛び交い、すぐに調べれば答えが見つかってしまうような便利な時代です。
いわゆるノウハウや基本的な情報は、とっくに誰かに発信されてますし、想像以上の人数から発信されていることでしょう。
そこで、あなたも同じようなノウハウを発信したらどうでしょうか?
「どこかからコピペしてきたのかな?」「よく見る記事だな」とマイナスな評価で終わってしまいます。
教科書を読むのは、僕たちの役目ではないのです。僕たちに求められるのは、「実際にやってみた感想」「私が経験した出来事」です。
どこにでも売ってる情報をわざわざ発信するよりも、あなたが経験したオリジナルの文章の方が求められます。
そして、そのような商品じゃないとはっきり言って価値がないのです。
ここまで来るとお分かりの通り、あなたの経験に正解や間違いという評価は存在しないのです。
あなたが発信する、あなたの経験です。それが全てです。
思ったこと、感じたこと、学んだことなど、たくさん発信していきましょう。そこに学びを感じる人も必ずいるはずです。
詳しさより共感を提供する。
重複してしまうのですが、求められるのは「あなた」です。
人前で何か発信しようとするとき、必死に勉強からスタートしようとする人が多いです。
より詳しくなって、知識レベルをあげようとするのでしょう。
もちろん人前で発信する中で詳しさは重要ですし、勉強も欠かせないのは当然です。
しかしここでもオリジナルな発信を忘れるべきではないのです。
教科書に書いてあることをそのまま発信するのは、学校の先生の役目であり、僕たちにはまた別の役目があります。
その中の一つに「共感」ということがあります。
その話題に対し、自分の考えや思いを発信し、共感を得るのです。人は共感を得ることによってファンとなる傾向があります。
ファンと言っても親しみ、身近な存在となるということです。
人前に立って話をするということは(人前でなくてもSNSでの発信も含み)、講師にならなければいけないというルールはないのです。
その話題に対し盛り上げ、楽しみ、コミュニティを作るのも立派な役割です。
「美味しいカレーの作り方」ではなく、「美味しいカレーの特集」でも立派な発信です。
僕たちの役目は講師として教えることだけでなく、楽しませることも忘れてはいけません。それも専門家としての立派な仕事ですから。
正解がない中で成功しようとしない。
誰だって失敗を恐れますし、最も恐れているのは周りからの評価ではないでしょうか?
誰だってアンチコメントや失敗を大袈裟な言葉で責められたら傷つきます。
失敗はつきものとわかっていても、誰だって失敗なんてしたくないのです。
しかしよく考えてみると、そもそも正解や不正解がない話題の中で白黒つけようとする人もいます。
「価値観」という一言で処理することも難しいのですが、結局あなたが発信するほとんどが、正解でも不正解でもないのです。
人は、正解のない中で成功しようと頑張りすぎです。そして失敗を恐れすぎです。
ここで僕が言いたいのは、世間が決めた正解に乗っかるのではなく、あなたにとっての正解を発信するということです。
結局最後は、自分の考えやブランドの発信をしていきましょうという結論となるのです。
しかし、誰かが決めた正解に恐れながら、消極的な発信になってしまうのであれば勿体ないの一言です。
みなさんはみなさんからの発信を通して、お客様を楽しませましょう。
まとめ
お客様が求めているのは、僕たちや個人からの発信で、僕たちが気にしているのは、業界内での発信として間違いないか。
その間に溝が生じてしまうと共倒れしてしまいます。
お客様も僕たちも、何の得もありません。
今僕たちにできるのは、調べれば出てくる情報を発信するのではなく、自分だけの経験や考えを発信することです。
そしてお客様もそれを求めていますし、僕たちとしても最大の差別化なのです。
みなさんも是非、胸を張って発信してみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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