ここ最近で、「オンライン集客」「オンライン戦略」という言葉をよく聞くようになりました!
今の時代では直接会うことが困難になったこともあり、何かとインターネットを使ったオンラインが主流になっています。
直接会うことができなくなったから、仕方なくオンラインでのやりとりが増えたからと言うと、それだけではないですね。
今はオンラインの可能性や便利さ、業務の効率の良さからも選ばれています。
その結果、インターネットビジネスは発展し、なくてはならない時代にあるのです。
しかし、オンラインだけが有効な手段として今後も使われ続けるのでしょうか?
確かにオンラインは、今までにない手段や発想を僕たちに与えてくれました。
しかし、直接合うことでの親しみや信頼度などは、今でもパーソナルトレーナーとして活動する僕たちにとっても切り離すことができないものです。
オンラインもオフラインもそれぞれの強みがあり、活用方法だって違います。
どちらか一方に限定することすらが間違っています。
今日はパーソナルトレーナーとして活動する人、または今後トレーナー業を目指す人に向けて、オフラインの強み、そして具体的な方法3つ紹介いたします。
そもそもオフラインの強みを考えると、すでに直接自分のアピールができる現場にいるということです。
これがオンラインだと、相手があなたのSNSを一方的に見ているだけで、あなたからは特にアピールすることができないのです。
つまり、オフラインであれば「知ってもらう」という集客の中でも最も難しい作業が必要ないということです(すでに会うことができ、もちろん知ってもらえているから)
集客をする上で一番の難関は「知ってもらうこと」ですしね。
パーソナルトレーナーが増えていく中で、もちろん稼ぐことができずに諦めてしまう人も多いでしょう。
しかしそれは、本人の知識量やコミュニケーションスキルが低いからだけではなく、大部分が「知ってすらもらえない」からです。
知ってもらえないと何も始まらないですからね!
パーソナルトレーナーは「隠れた名店」になってはいけません。
しっかりと自分の存在をアピールし、知ってもらうことが重要なのです。
ある程度のコミュニケーションができれば信用度も高い。
オフラインはこれらを全てクリアしているわけです。
まずは知らない人にアピールすることより、元々知っている人や目の前にいる人にアピールする方が優先順位は高いのです。
しかし、知り合いにひたすら「パーソナルトレーニング受けてください!」と発信し続けるのもおかしい話です。
このオフライン戦力は、一歩間違えれば信頼関係を壊すものになり、慎重に考えるべきです。
これからは僕も実際に行ってきたオフライン戦力を3つご紹介しますので、ご覧ください。
パーソナルトレーニングというサービスのイメージは、高価で手の届かない、食事にストイック、興味あるけど話を聞く機会がない。
そんなイメージが強いものです。
そんなパーソナルトレーナーが身近な存在になり、聞きやすい関係になったのであれば、興味も出てきまよね。
もしあなたが髪の毛について悩んでいて、目の前に美容師がいたらどうですか?
もしあなたが投資に興味があり、目の前に大成功している人がいたらどうですか?
聞きすぎない程度でも、ちょっとでも話を聞いてみたいと思いますよね?
あなた達パーソナルトレーナーも、同じような存在になるのです。
そしてあなたが、元々知り合いだったり、連絡を常に取る関係ではなくても仲の良い友人だったりしたら、相手からしても聞きやすいものです。
確かに、警戒心もなく手軽なイメージ!
電話帳、LINEと言いましたが、今はLINEを使いましょう。
それもLINEの登録されている友人に「パーソナルトレーニング始めたから入会して!」とメッセージを送るのではなく、現在の活動内容などを投稿するのです。
LINEにはSNSのように、画像や文章を投稿する機能があります。(VOOM)
そこにパーソナルトレーナーとして活動している画像や具体的な指導内容などを投稿し、より短かな知り合いにアピールするのです。
なぜ「パーソナルトレーニング始めたから入会して!」という表現がオススメできないの?
それは「知り合いに営業をかけている」と不快に感じる人も少なからずいるからです。
そしてその評判は、SNSよりも早く悪いイメージで伝わる可能性もあります。
それこそオフラインで拡散されてしまっては友人達との関係性も悪くなってしまいます。
そのため、「パーソナルトレーナーとして充実した毎日を過ごしているよ!」といった投稿で良いのです。
その投稿が魅力的であれば、友人からLINEを通して質問してくれたりカウンセリングの申し込みをくれるのです。
「パーソナルトレーナーになったの?」
「今丁度悩んでたんだけど、誰に相談すれば良いか分からなくて…」
このようなメッセージも多く、結果的に元々の知り合いがパーソナルトレーニングの顧客となることは少なくないのです。
新規の人を集客することが定番になりつつありますが、このような短かな存在も忘れてはいけないということです。
口コミや紹介も、「知ってもらう」という壁を潜り抜けることができる有力な方法です。
しかも売り手(ここで言うパーソナルトレーナー)からのオススメではないために、営業感もなく頭に入るのが強みでもあります。
紹介してくれている人が信用されていればいるほど、パーソナルトレーニングへの入会も可能性が高くなるし、こちらも責任持って指導に打ち込むことができると言うことです。
しかし、この口コミと紹介には懸念点もあります。
それは、紹介してくれる人を作らなければいけないと言うことです。
確かに口コミや紹介は、集客と言う意味では強いです。
しかし、一人も顧客がいない場合、もちろん紹介なんてありえないし口コミだって起きるわけがないのです。(一人目がいないので)
まずは紹介してくれる一人目を探さないと!
口コミや紹介は、トレーナーデビューして約2〜3ヶ月後からです。
その理由は、初めてのお客様がパーソナルトレーニングに通い、効果を実感し始めるのがおおよそ2〜3ヶ月だからです。
パーソナルトレーニングは約2ヶ月間のコースを作っているジムが多く、お客様としても集中しやすい期間とも言えます。
この期間中に、どんな効果を体験してもらうか、どんなに満足してもらうかにかかっています。
考えてみると、私たちも本当に効果があるものや感動した商品があると、誰かにオススメしたくなるものです。
知らないうちに自慢してたり!笑
そのために私たちパーソナルトレーナーができるのは、絶対的な効果を感じてもらうことです。
お客様が変化を実感して、それも感動までしてくれたら、誰かにシェアしたくなるものです。
そして、お客様に変化を実感してもらうように促すことも重要です。
最初に比べて姿勢も改善されましたね!
など、こちらから直接フィードバックしてあげることも大切なのです。
自分の体の変化は意外に気付きにくいので、パーソナルトレーナーであるあなたがはっきり言ってあげた方が良いのです。
純粋に嬉しいですしね!
そして変わった自分を実感することにより、本人の満足度も上がり紹介にも促してくれる。全員が幸せになれるループが完成します。
自分が変わったという実感と感動が、口コミや紹介を産んでくれるので、まずは変化に気づかせてあげることに注目しましょう。
飲みニケーションという言葉は今ではほとんど聞かなくなりましたが、実際に売上や成績に大きく関わる活動です。
実際に、私の知り合いのパーソナルトレーナーはお酒を交わす接待の場で集客をしており、口コミでも知られていました。
私達パーソナルトレーナーも、そのような印象を持たれることもあるでしょう。
そのため、社交の場ではできるだけ多くの人と話すチャンスを作ってみてください。
ここで一つ、注意しておきたいことがあります。
それは、勿体ぶらずに自分の知識をGIVEするということです。
私達は体作りのプロであり、決して安くない料金をいただいてパーソナルトレーニングという商品を提供しています。
そんな商品を社交の場とは言え、無料で聞いてくるなんて失礼だ!と考える人も中にはいるそうです。
しかし、私は圧倒的に与えることをオススメします。理由は、圧倒的な情報提供をしないと「関心」にならないからです。
これは他のオフライン戦略も同様ですが、「興味」では人の心は動きません。
ましてやパーソナルトレーニングという高額なイメージが定着している商品です。
中身を全て見せる勢いで情報提供してあげないと、決して関心を抱いてくれません。
でも全て提供してしまっては、商品自体がなくなるのではないですか?
そう考える人はご安心ください。
私たちの商品はパーソナルトレーニングであり、「一人ではできない難しい体作りに対するサポート」です。
やり方がわかっても、実際にできるかというと決して簡単ではありません。
そのため、やり方やノウハウ程度であれば積極的に与えた方が良いです。
実際にパーソナルトレーニングの体験プログラムでも、「体験なのにここまで教えてくれるの?」と言われます。
しかし、結果として満足していただき、そのまま入会に繋がるのであれば良いのです。
満足度も低いまま、結局何が売りなのか分からないプレゼンで終わらないように、私たちは気をつけるべきです。
パーソナルトレーナーの仕事は、あくまでもサポートだってことですね!
いかがだったでしょうか?
オフライン戦略と言っても非常に身近な行動内容であり、皆さんが今からでもできる内容ばかりだと思います。
最近はSNSをはじめとするオンラインでの集客が定番となっておりますが、しっかり稼いでいるパーソナルトレーナーは必ずオフライン戦略を行なっています。
あなたもまずは直接の知り合いや友人からスタートし、交流の場でも圧倒的な情報提供を行い、自分の強みを最大限にアピールできるようにしていきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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