【聞き出すための接客力鍛える】トレーナー デビュー完全ロードマップ第四弾!

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パーソナルトレーナーを目指す上で、学習よりも経験の方が重要培われることが非常に多いです。

中でもパーソナルトレーニングの中身である「相手の要望を聞き、商品を提案する事。」は教科書などで学習するよりも、日常生活の中から学ぶ方がタメになります。

ここを注意する事によって、自分本意ではなく相手の要望にしっかり答えられるトレーナーとしてデビューする事ができます。

 

パーソナルトレーニングは絶対的な接客業でもあり、人間同士の心のやりとり次第で評価も変わります。そしてお客様が得る効果も変わります。

今回のお話は、パーソナルトレーニングというジャンルから一歩離れて、人の心や会話の中で生まれる信頼などについてがテーマです。

興味ない、つまらなさそうと思いながらも、最後まで読んでいただければ、売れるパーソナルトレーナーに近づく事は約束します。

 

相手が何を求めて、結果どんな変化を欲しているのか?トレーナーとして大きな差がつくポイントかと思いますので、学習というよりも頭で覚えておきながら普段の会話や日常生活から参考にしてみてください。

・自分だけの世界ではなく、広い世界をみること。
・自分ではなく、相手のためになるのは何か?
・相手が求める将来像まで考えること。
自分だけの世界ではなく、広い世界をみること。

今後、皆さんも私も生きていく上で様々な人たちと出会うかと思います。

そこで注意しておきたいのが、もちろん自分に合わない人間もいるということです。

どうしても価値観が違ったり、大事にしているものが違っていたりと、衝突してしまうこともあるかと思います。

 

そこで注意してください。どんな状況どんな相手でも、全く異なる世界を持っているのです。

そしてそれは、決して間違いではなく、また異なるもう一つの正解なのです。

・相手を嘘つきだと思わない。
・相手の発言を軽視しない。
・相手の考えは間違っていると思わない。
・相手は自分の考えをどう持っているか考える。
・相手の立場だったら自分はどうするか考える。

 

パーソナルトレーニングに関する勉強をしっかりこなし、有名な先生やコーチによって教えてもらったことで自信に満ち溢れている人をよく見かけます。

しかし、はっきり言ってそれらは知識の一つでしかなく、他にも様々な考えや理論が存在します。

 

一つの情報にこだわる余り、他の情報に対して否定的な考えを持ってしまうトレーナーも非常に多く、業界内や同業者同士でのトラブルにも繋がってしまうケースも少なくありません。

 

ここで伝えていきたいのは、様々な方面からの学習をするということだけではありません。

情報や理論などは非常に多く存在し、人間の体に対する学問は常に研究が行われている段階です。つまり、正解なんて胸を張って言えることの方が少ないということを把握してください。

 

自分が持っている情報や知識が全てではない、もしかしたらまだまだ知らない事があるかも知れない。そう考える事ができるだけで、お客様にも幅広い提案ができるようになります。

知識量や学習に関して、終わりはないとしっかり踏まえた上で、パーソナルトレーナーとしての活動をスタートしてみてください。

学びに終わりはないと言うことですね!

自分ではなく、相手のためのコミュニケーション?

 

ここに来て気づいてくれたかと思いますが、パーソナルトレーナーとして活動するためには運動学だけでは全く戦うことができません。

 

確かにトレーナーになるための専門知識は大事なのですが、目指す段階から接客、そしてコミュニケーション能力を磨くことは必要不可欠なのです。

この「自分ではなく、相手のためになるのは何か?」は、お客様のリクエストや自分がオススメしたいものよりも、本当にこの人のためになるものは何だろう?という思考が優先できるかということです。

 

ここでは以下の3つを覚えた上でパーソナルトレーナーとしての活動に移ってください。

 

・お客様のリクエストと目的がマッチしていないこともある。
・自分がオススメしたいものが喜んでもらえるとは限らない。
・時にはお客様のリクエストを断ることも重要。

 

・お客様のリクエストと目的がマッチしていないこともある。

 

 

体重を大幅に減らしたいから、そのための低カロリーの食事メニューを作ってください

よくある要望ですが、そのお客様が食事をアレンジすれば体重が変動するかどうかはわかりません。もしかしたら、全く異なる手段の方が効果的かも知れません。

 

ここでお客様のリクエスト通り低カロリーの食事を提案するよりも、カウンセリングを通して一番最適な手段を共有する方が良いです。

そもそも体重を落とす、筋肉をつける、様々な目的がある中で達成させるための手段を明確に把握できているお客様の方が珍しいですし、その要望に対してしっかり調理して分析、提案までするのがパーソナルトレーナーとしての役割です。

 

疑うわけではないですが、お客様のリクエストからそう思ったきっかけなど含めてしっかり聞き出す事が大切です。

 

・自分がオススメしたいものが喜んでもらえるとは限らない。

私たちトレーナーも日頃から学習を重ねて知識をつけ、常に新しい情報に向けてアンテナを貼る必要があります。

そして得た知識や情報をいち早く誰かに伝えたい、アウトプットしたいと思うはずです。

その興奮と言ったら本当に気分が高まるものだと私自信も覚えています。

 

しかし、どんな新鮮で新しい情報でも、お客様にとってはどうでしょうか?

根本としてお客様に提案するものは、もちろんそのお客様にマッチしているものでないといけないし、トレーナーにとって新しい情報かも知れませんが、お客様にとってはほぼ全ての情報が真新しいものなのです。

自分がオススメしたいものと、お客様が求めるもの、ここに相違が生まれてはいけません。

そして最優先はもちろん、お客様が求めるものであり効果や目的達成となります。

ここはブレてはいけないポイントですので、忘れずに頭に置いておきましょう。

 

・時にはお客様のリクエストを断ることも重要

「お客様が求めるものが最優先」と言いましたが、お客様は神様ではありません。

お答えできないリクエストには、素直にお断りすることも大事なことで、私自信もご入会をお断りしたことは両手では収まらないほどあります。

お答えできないリクエストとして、例えば(実際にあった話です)

・1ヶ月以内に体重を30kg落としたい。
・RI◯APさんと同じサービスをしてほしい。
・肩の痛みをなくしてほしい。  etc..

・1ヶ月以内に体重を30kg落としたい。

稀に現実的ではない目標を提示してこられるお客様がいますが、難しいことは素直に難しいとお伝えしましょう。

ここで「頑張りましょう!」「できるだけサポートしますよ!」とでも答えてしまうと、全く目標達成できなかった際に当然にように不満に思われてしまいます。

確かに無謀な目標に対し、パーソナルトレーナーに頼めば大丈夫!という、私たちを魔法使いのように思われている方もいます。

その中には、僕らにとっての「現実的」と全く異なる標準を考えているお客様も多いのです。

実際にトレーニングをする中で「痩せるってこんなにしんどくて難しいの?」と声を漏らし、自身の考えとのギャップに驚く人もいます。

 

どうしてもカウンセリング中に、「もう少しで入会を検討してくれそうだ」と先に売上やこちらの都合を優先してしまうこともあるかと思います。

 

しかし、私たちはお金を頂いてからサービスを提供する事がほとんどです。

本当にお客様の目的に対して絶対的な確信がないのであれば、お断りすることは決して間違った選択ではありません。

 

・RI◯APさんと同じサービスをしてほしい。

これは正直、穏やかではなかったのですが本当にあった話ですし、今後皆さんも体験する可能性もあるためシェアする意味でご紹介します。

パーソナルトレーニングの先駆けとなったRI◯APさんは、当時からしても比較的高価で会員様の層を篩(ふるい)に掛ける事にも成功していた印象があります。

 

しかし、確実に体重を減らすコンセプトは魅力的で、どうしてもそのサービスを受けたいと思っていた人たちも少なかったはずです。

 

そこで比較的料金も安価な私のジムに「RI◯APさんと同じサービスをしてほしい、そのままのサービスを受けたいから、食事指導とかも聞いておいて欲しい。」

答えは迷う時間もなく「NO」、何よりRI◯APさんに失礼ですし、気軽さを求め過ぎたモチベーションでは、パーソナルトレーニングの効果も半減してしまうでしょう。

先ほども言った魔法使いに頼んですぐに目標が達成されるというような他力本願が過ぎるお客様も、お断りの対象としています。

私たちはあくまでもサポート役であり、主人公ではありません。主人公はお客様です。

 

・肩の痛みをなくしてほしい。

私たちはパーソナルトレーナーであり、医師ではありません。

私たちは「治療」行為はできないので、「肩が痛いので治して欲しい」というリクエストに対して「わかりました!お任せください!」という返答は慎みましょう。

 

私たちができるのは、あくまでも予防や改善程度のもので、それ以上は踏み込むべき場所ではありません。

そこは素直に、「ジムでのトレーニング指導ではリスクがあります、専門の医師に一度診断してもらい、そこで運動の許可がありそして必要であれば是非担当させていただきます」

ここまでご案内してください。

パーソナルトレーナーとしての役割をしっかり認識した上で、出来ることと出来ないこと、そしてやって良い事とやるべきじゃない事、ここの線引きははっきりさせておく必要があります。

パーソナルトレーナーと医者の区別を改めて説明しましょう!

まとめ

・自分が得た知識だけを過信しないこと。
・様々な理論や情報に対し否定せず、受入大勢で。
・相手にとって何が大切かを優先的に考える。
・確信が持てない時は素直にお断りする。
・以上のことを踏まえながら、活動開始の準備をすること。
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