今日は、パーソナルトレーニングの資格を取得するのに、どのくらいの期間を費やすのか、こんなお話をしていきたいと思います。
「資格を取って、すぐにでもパーソナルトレーナーとしてデビューしたい!」このような考えから学習に取り組むわけです。
しかし、皆さんの頭の中には「一体どのくらいの期間を学習すれば良いのだろう?」と不安に思ってしまう人も多いはずです。
なので今回は、僕個人のお話にはなりますが、お話したいと思います。
これから資格取得を目指して学習を始める、または今まさに真っ最中という人にも読んでほしい内容です。
どのくらいの期間かかったか?
結論から言うと、僕が学習したのは2ヶ月間です。
そして何の資格を取得したかと言うと、NSCA-CPTです。
この記事を読んでいる人はご存知かと思いますが、パーソナルトレーニングのメジャー資格団体、NSCAが出している資格で、業界からの信頼も非常に高いものとなります。
そのNSCA-CPTを2ヶ月で取得する、これだけ聞いたら非常に優れていると捉えられるかも知れません。
しかし、当時の僕は環境にも恵まれ、今考えたら最も学習しやすい環境にいたと思います。
当時の僕が2ヶ月で合格できた理由はこちらの通りです。
・学習し始めた当時はアルバイトをしており学習時間を確保するためのシフト調整ができた。
・資格取得を目指した時はすでに、アルバイト経験が3年ほどあり、知識レベルは比較的高かった。
・周りにパーソナルトレーナーが数名おり、たくさんアドバイスをいただくことができた。
・同じタイミングで受験するスタッフが数名おり、負けられない気持ちが火をつけた。
学習中は本当に辛かったですし、あれだけ頑張って参考書と睨めっこしたのも珍しいです。
環境に恵まれていたとは言え、学習中は徹底的にやり込みました。
そして、僕が実際にやった学習方法は以下の通りです。
・平日AM9:00〜12:00まで喫茶店で参考書をノートに写して丸暗記。
・仕事の休憩中、違う参考書からも学習。
・学習したことと照らし合わせながら、自分のトレーニング。
中でも一つ目、平日の学習を欠かさなかったのは本当に厳しかったですが、合格に一番繋がったのは間違いありません。
この学習内容をとにかく徹底的に2ヶ月、少なからずトレーニング指導経験はありましたが、資格取得まで行き着くことができました。
今回のテーマである「資格取得までの期間」の答えとしては「2ヶ月」ですが、伝えたいのはそのメリットとデメリットです。
僕はこの学習方法によって、最高の体験もしましたが本当に苦い思いもしました。
どんな行動にもメリットとデメリットがありますが、そのデメリットが大きなリスクを伴うものであれば、話は別です。
今回は、僕の経験談からのお話となりますが、是非参考にしてみてください。
学習期間2ヶ月のメリット
早速メリットですが、すぐにパーソナルトレーニング活動をスタートできたことです。
僕はフィットネスクラブでアルバイトをしている最中での取得だったため、そのまま現場を変えずにパーソナルトレーニング活動をすることができたのです。
そのため、中には僕のパーソナルトレーニングに興味を持って待ってくれているお客様もいたのです。
その人達の期待にも応えたかったし、結果として資格取得したことで「さすが!」と称賛されたことも覚えてます。
いつからパーソナルをスタートさせるか?
半年後はどのような活動をしているか?
必ずこのような計画を立てていましたが、一番最初のスタートを計画通り進めることができて良かったです。
特に、今現在NSCAの資格受験を考えている人であればご存知かと思いますが、【不合格の場合、3ヶ月間は再受講できない】という厳しい決まりがあります。
3ヶ月となると自分の人生設計も簡単に狂ってしまいます。
その3ヶ月で心も折れて、パーソナルトレーニングの道を諦めてしまう人だっていると思いますから。
その点を考えても、1回目の受験で合格を勝ち取れたことは、非常に良かったと思いますし、無理やりでも丸暗記したことはメリットに考えられます。
そして偶然ではありますが、2ヶ月という期間が「何かに集中して打ち込むことができる丁度良い期間」なのです。
もしかしたら3ヶ月、そして6ヶ月などの期間が必要だった場合、僕の気落ちやモチベーションも保てていたか確信はありません。
一概に短期が良いというわけではありませんが、人間の持っているシステムに習って学習計画を組むのもオススメです。
学習期間2ヶ月のデメリット
今回のお話の一番の重要ポイントはここです。2ヶ月という短期での資格取得でしたが、もちろんデメリットもありました。
それは何かというと、「丸暗記」をしたことです。
テキストに書いてある言葉をそのまま暗記したりと、とにかく覚えました。
これがなぜデメリットなのかというと、暗記したことによって「なぜそうなるか?」のような具体的な理解が全くできていなかったことです。
応用が効かなかったとも言えるでしょうか。
とにかく試験に合格するための学習であり、現場で活かせるような学習はできていなかったということです。
僕はこのような資格の取得をしてしまったので、知識レベルとしては以前と変わらず、ただパーソナルトレーニングができる許可証のようなものを手に入れただけでした。
現場で活かせたか?しっかり稼げたか?
トレーナーとして活躍できたか?
いずれも達成させた実感もなく、一度パーソナルトレーナーとしての活動をストップしたくらいです。
今では良い経験として残っていますが、ほろ苦い思い出です。
総合的に考えた、オススメの学習期間。
ここで改めて、皆さんにオススメしたい学習期間をお話します。
今までの通り、2ヶ月にはデメリットも充分にあり、早ければ早いほど良いというわけではありません。
しかし、時間をかければかけるほど、最初に覚えた学習を忘れてしまったりします。
そのため、僕としては3〜4ヶ月の期間で取得を目指してみることをオススメします。
それぞれ学習時間の確保や仕事状況など、環境が異なります。
そして理解力も異なる点からも、一概に必ず3〜4ヶ月と断言することもできません。
しかし、ちゃんと具体的な理解をしながら最短の資格取得を狙うのであれば、3〜4ヶ月という期間は丁度良いのではないでしょうか?
民間のトレーナースクールなどもオススメ。
今回はNSCAという資格団体と僕自信をモデルにお話しましたが、実は資格取得に6ヶ月〜9ヶ月の期間が必要だったというデータも出ているようです。
これは現役のパーソナルトレーナーのアンケート結果のようなのですが、やはりこのくらいは必要だということも事実です。
そんな長い期間、学習を続ける自信がない、心が折れそうで不安、そんな人は、是非とも民間のトレーナー育成スクールにも頼ってみてください。
大学受験でいう、家庭教師のようなもので、独学よりも教えてもらうことになります。
もちろん料金はかかってしまいますが、取得までのスピード感や知識をより具体的に頭に叩き込むことができるので、将来的なことを考えると必要な投資な気もします。(もし僕が資格取得を狙う時にトレーナースクールがあったら、必ず入会して勉強します)
一度、それぞれのスクール関係をリサーチしてみるのも良いかも知れませんね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
結論としては3〜4ヶ月の期間を充分に使い、しっかりと内容を理解できるような学習をしましょう。
僕が紹介した丸暗記などの方法は、現場に活かしづらく非常に困りました。なので皆さんは、今回ご紹介したことをぜひ参考にしてみていただきたいです。
資格取得はいつまでなのか?いつから就活を始めるのか?そのために自分はどんな計画を立てることができるか。
ここから組み立て始めてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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