【資格取得】パーソナルトレーナーになるための学習方法!

資格を取るなら

パーソナルトレーニングの資格取得のために、様々な勉強をすることになります。

普段の日常生活の中では全く考えることのないテーマや、トレーニング経験者でも初めて知ることも多々あるはずです。

 

そのようなジャンルも広く、決して合格率も高くない資格を取得するために、どのような勉強方法があるか?

本日はこんなテーマでお話しします。

 

前半は、あえて「この勉強方法は止めた方が良い」というお話、
後半は僕自身も資格取得のために行った方法や、オススメの方法など、最後まで是非ご覧下さい。

 

資格取得に向かない学習方法?

このパーソナルトレーナーの資格というのは、取得してゴールではなく、もちろんその先にはお客様とのパーソナルセッションが待っています。

 

つまり資格取得は通過点であるということは理解しておくべきです。

その前提を考慮してご紹介させていただきます。

 

①長期間で学習計画を立てない。

 

「半年から一年間かけて、パーソナルトレーニングの資格を取得します!」という人が多いです。

これは、資格がそう簡単ではなく、それなりに不合格になる確率も高いという情報からか、長期間の計画を立てるのでしょう。

 

しかし、これは逆効果になる可能性もあります。

パーソナルトレーニングの資格の学習量は多く、途中で忘れてしまうためです。

張り切って学習し始めて、ちゃんと覚えていたにも関わらず、最後の方ではほぼ忘れてしまっていたり…

 

ただでさえ学習量が多いのに、期間も長くセッティングしてしまうと、より忘れてしまう可能性が高いです。

 

そのため、資格取得を決めたのであれば、できるだけ短期で挑むのが合格への近道です。

約3〜6ヶ月を目安に資格取得の計画を立ててみましょう。

 

②丸暗記しない。

 

暗記は必要です。

専門用語など含め、暗記しないと身に付かない事は非常に多いです。

 

しかし、教科書に書いてある事を丸暗記してしまうと、実際に現場に出た時に応用力がないトレーナーとしてデビューすることになります。

 

「こんなこと教科書にない!」「話が違う!」このようなことはパーソナルトレーニングの現場ではよくあることです。

 

そのため、「なぜそうなるか?」など理屈で捉えるよう学習することをオススメします。

 

もし丸暗記だけでいくのであれば、それは「資格取得のためだけの学習」です。
しかし、みなさんに勧めたいのは「資格取得だけでなく現場で活躍できるための学習」です。

 

資格の試験も、もちろん教科書のような表現ではなく、全く異なる問題が出てくるでしょう。

しかしその時、丸暗記しかしていなかったら現場どころじゃなく、テストにも悪い影響が出てきてしまうでしょう。

 

③YouTubeやSNSで出回るノウハウと比較しない。

 

パーソナルトレーニングの資格取得のための勉強は、正直楽しみは少ないのではないでしょうか??

理由はシンプルで、基礎だからです。

 

なんでもそうですが、基礎トレーニングこそ楽しむことが難しく、華がない。

だからこそ、僕たちは人気のあるYouTubeなどからの情報は一回遮断することをオススメします。

 

資格取得のための学習が基礎であれば、SNSなどで話題のものは応用です。

SNSではどちらかと言うと話題性が求められ、珍しいものや映えるものが優先的になります。

つまり、基礎と応用がごっちゃになってしまうのです。

 

何が大事で、何が不要なのか、混乱してしまっては資格取得からも遠ざかります。

そのため、ある一定期間はその資格団体から発信されてる情報や学習に集中する方が良いでしょう。

 

YouTubeでは有名なインフルエンサーがこんな事言ってたのに、NSCAの教科書には全く逆の言葉が書いてある!

このようなことにならないように、まずは基礎を固めることに集中します。

そして応用は、基礎が固まってからでも充分遅くないです。

まずは順序を考えなおし、学習に励んでみてください。

 

資格取得にオススメの学習方法!

やめた方が良い学習方法があるということは、逆に効率の良い方法もあるということです。

これらを紹介しますので、皆さんも是非真似してみて下さい。

 

①教科書で学習したら、同じテーマでネット検索する。

 

非常にオススメな方法です。

資格団体が発行している教科書で学習した後、全くの他人から全く同じテーマの学習するということです。

 

ここで違いを感じてほしいのは、表現です。

同じテーマでも、各専門家と各インターネット上の媒体では表現が全く異なり、理解の速度が加速します。

NSCAのはNSCAの説明の仕方、NESTAにはNESTAの説明や表現があります。

 

そして現場で活躍しているトレーナーの説明の仕方など、いろんな角度から学習することで、非常にスムーズに理解できるはずです。

どれか一つに絞るというより、表現のバリエーションを増やす方法が良いです。

 

実はこれが暗記ではなく、理解に繋げるための手段だったりします。

一見、学習内容にブレが出てくるのではないか?と思われがちですが、僕も実際この方法で取り組んでました。

 

難しい内容の学習です、一つの教科書から全て学ぼうとしても厳しいものがあります。

例えば、NSCAの教科書では全く理解できなかったのが、偶然ネット上で見つけたまとめ記事の解説で簡単に理解できたり。

このような事は珍しい事ではありません。

幅広く学習しようとする姿勢も大切という事ですね。

 

②期間を決めて、逆算して学習計画を立てる。

 

これは序盤にお話した、①長期間で学習計画を立てないという事の真逆です。

学習期間は長すぎると忘れてしまったり、モチベーションが下がってしまったりします。

そのため、最初から資格に挑戦するタイミングを決めておき、逆算して計画を立てるのがオススメです。

決して、短期で取り組むことをオススメしているのではなくて、逆算することが大事という事です。

例えば、1ヶ月でまず第◯章まで進めよう!2ヶ月目までには過去問なども完璧に仕上げておこう!などです。

 

もちろん全て計画通りに進まない事もあるでしょうし、予想以上に難しい内容に戸惑う人も多いと思います。

しかし、無計画に学習することほど中途半端なこともないので、ご自身は目標にしているタイミングや認識度など照らし合わせながら、進めてみて下さい。

 

③自分のトレーニングと照らし合わせる。

 

これは皆さんにとっては難しい事ではないはずです。

日頃から大好きでやっているトレーニングと照らし合わせながら学習ができるという事なので。

資格の学習と、ご自身なトレーニングは切って離せないものであり、この二つを掛け合わせる事は今後トレーニング指導を行う上でも役立ちます。

 

普段から自分が動かしている体が、一体どのようなメカニズムでできているのか、ここは自分のトレーニングを踏まえて実感しておくべきなのです。

資格の学習をしていないパーソナルトレーナーが自分だけでトレーニングするという事は、取扱説明書を読まずに自分の体をうまく作り上げているようなものです。

 

それだけでももちろん優秀な事なのですが、後からでも取扱説明書を読むという事のは、もちろん今まで以上に理解が深まるという事です。

その理解は、資格取得にももちろん役立ちますし、現場でのパーソナル活動にも力強いのです。

資格の学習だけ、または自分のトレーニングだけ、のような極端な偏りにだけ充分気をつけて、打ち込んでみて下さい。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

資格取得のための学習は、なにも教科書を読んで丸暗記するだけではなく、様々な方法があります。

資格取得のため、そして現場に活かすため、手段は一つではないという事です。

しかし、悪い意味でのマイペースには気をつけて下さい。

それは決して有意義なものではなく、逆に効率が悪い方向に繋がってしまう可能性もあります。

打ち込む時は打ち込んで、効率よく知識を身に付けてみて下さい。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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